どうも、sockidです。今日は!important 第7回目のセミナー「伝えるデザイン、伝わるデザイン」に参加してきましたので、レポートです!
せっかくデザインを制作しても、「意図が伝わっていない気がする…。」もしくは、「伝わっていたとしても、いまいち実感が湧かない…。」という、日頃のモヤモヤを解消して明日からでも実践・鍛錬できる、魅力的なセミナーでした♪
デザイナーとしての理想と制作プロセスの現状について、下記の理想と課題が想定されます。
プロジェクトの下流工程の制作担当者に、クライアントが持っている問題点や課題、対策案など、そもそも共有されていないことが多い。この状況では、デザイナーは単なる「作業者/オペレーター」として稼働してしまう現状が多々あります。
長谷川氏いわく、欧米と日本のデザイナーでは、技術やスキルに大差は無いようです。では、何が違うのかというと欧米のデザイナーは話せます。
重要なことなので、拡大文字にしてみましたw。
もちろん「話せる」とは言葉を話すという意味ではなく、「語ることができる」「説明ができる」「情報発信ができる」、更に「手段を提案することができる」 ということです。
デザインの現場では、デザイン制作後に提出・提案してから、クライアントやエージェント、ディレクター等から様々なフィードバックをいただきます。そんなシチュエーションで下記のような内容ですと、それは批判です。
これらは単なる個人的な趣味趣向による主観の意見です。残念ながらこの類のフィードバックは結構多いのが現実です。では、「批評」とは何でしょう? セミナーでは「意図を共有して、課題解決のための会話をすること」とのことです。
ちなみに、前職の会社員デザイナー時代に、後輩ちゃんや派遣さんへのデザインフィードバックをするときに、私は以下のような内容で指導していました…。
「この部分とこの部分は1文字分空けて、読みやすくしてください。」「このボタンはブルーで」「ココとココは左に揃えてください」etc…
こんな内容はもはやフィードバックではなく、作業指示で、後輩ちゃんや派遣さんをデザイン製造マシーンにしてしまっていたようです…。(猛省)
この言葉…自分の現場でもたまにあるのですが、こういう聞き方すると感覚的なフィードバック(批判)しか返ってきません。なぜならば、聞き方が先方の感覚に委ねてしまっているからです。